実は「あなたの街で『もやよし』やります」と称し、行き先のご依頼をひっそりと受け付けておりまして…
これまでご依頼を受けて行ったもやよし:
木下、東京競馬場、逆井、蓮根、西巣鴨、吉祥寺、片倉
今回、約1年半ぶりにご依頼をいただいたので、行ってまいりました。
東京メトロ千代田線、表参道駅。
B2出口から地上に出て
青山通りを渋谷方面へ歩くこと数分。
着きました! 今回の目的地、「ストリートガーデンシアター」です。
ストリートガーデンシアターとは:
様々な建築家やアーティストが東京都内各所で作品を展示している「パビリオン・トウキョウ2021」。9つのパビリオンのうち、建築家の藤原徹平さんとその仲間たちによって旧こどもの城前に建てられたのがこの「ストリートガーデンシアター」。
会期:7月1日〜9月5日 場所: 東京都渋谷区神宮前5丁目53-1旧こどもの城前
https://paviliontokyo.jp/pavilion-fujiwara/
Instagram によると「藤原徹平と仲間たちによる、ひと夏の植物と人のための劇場です。」とのことで
日当たりも水ハケも良さそう。植物たちが元気。
あちこちに段差があり、床はスベスベしてます。
久しぶりに大都会へやって来たので戦々恐々としていましたが、平日の午前中というのもあって、それほど人通りは多くありませんね。
日差しが強くて影のラインがハッキリ出るので、いつになく画面の中が複雑です。線が多い。
吹き出る汗を拭いつつ・・・
リサーチャーとしてこのプロジェクトに参加している山川氏によると、ここにある植物の中には、町屋や駒込など複数の町の民家から借りてきたものもあるのだそう。
黄色いタンクにお水を貯めて、朝に水やりをするそうです。気持ち良さそうですね。
外から見ると隙がないようにも感じられますが、実際に中に入ってみると、なかなか遊び甲斐がありました。
カメラを置く位置によって切り取られる景色が複雑に変化するのが、難しくもあり、面白かったです。
さて、フジワラボの皆さまに別れを告げて渋谷方面へと歩き出しましたが
いよいよ危険な暑さなので、辺りをサーっと歩いて、すぐ帰ることにします。
青山通りから外れて原宿方面へ入ると、意外にも高層マンションが立ち並ぶ住宅地。
渋谷の谷の近くなので、このあたりも結構ゆるい坂道が多いですね。
路地の奥に、神社らしき建物が。行ってみましょう。
穏田(おんでん)神社といいます。
絵馬を拝見したところ、どうやら「ラブライブ!」の聖地になっているみたいです。
さて、神社から出てすぐ、マップに「旧渋谷川遊歩道路」と書いてある場所にやってきました。
キャットストリートだ。
旧渋谷川と言われてみれば確かに、この道、いかにも「昔は川でした」という雰囲気ですね。
何度も来たことのある場所でしたが、暗渠だったとは気が付きませんでした。
「もやよし」で造成地や工事現場の多い街を歩いたりすると、「街は常に変化していてこの光景は今だけのものかもしれない」なんて考えたりもしますが、
今回の「ストリートガーデンシアター」は明確に期間が限定されていて、正真正銘「今だけ」の光景でした。
期間が決まっている、一時的である、ということが、劇場というか舞台装置っぽさにも繋がっていたような気がします。
街の景色や公園の遊具とはまた違った感触を身体で味わいました。
【今回のルート】
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