【もやよし-80】お花茶屋(京成本線)

京成線に乗って、日暮里から6駅。

お花茶屋(おはなぢゃや)にやってきました。
可愛い駅名ですよね。丁寧に「お」まで付けて。

駅前は商店街になっている

調べたところ、茶屋の娘のお花さんが将軍を助けたエピソードが由来になっているそうです。

江戸時代、江戸幕府八代将軍の徳川吉宗が鷹狩りに興じていた際に、腹痛を起こした。その時、名をお花という茶屋の娘の看病により快気したとの言い伝えがある。この出来事により、現在の地名を賜ったとされている。

Wikipedia お花茶屋

「将軍の鷹狩りエピソード」に由来する地名って、わりと各地にある気がしますね。
それだけ鷹狩りが、超重要イベントだったということでしょう。

さて、こちらは駅を出てすぐの道ですが、車道(?)と歩道の幅が1:1になっています。
ほぼ遊歩道といった雰囲気で車も通らないので、さっそく動画を撮りました。

イリュージョン

遊歩道の脇にあるお花茶屋公園では、ドバトが日光浴をしていました。

たくさんの健康器具がある
「健康づくりのうんどう」に大切な、
心構え・強さ・回数・時間が書いてあるよ

公園から出たところで金属の柵が激しくひしゃげていたので、じっくりと観察しました。

駐車場というわけでもない、謎の空間
模型屋さんの可愛い店構え

今から渡ろうとしているこの道路は、「曳舟川親水公園通り」といいます。

信号が青になり、道路を渡り終えたと思ったら
歩道を越えた先になぜかもう1本の道路がありました。なんなんだ。

気を取り直して、こちら曳舟川親水公園
曳舟川は1989年に埋め立てられて、その跡地が道路と公園になっているみたいです。

一応、川の名残らしきものがある

公園内には開放感のある野外ステージと、

なんか抽象的な遊具があり、

歩道と公園の境目は、四角い石で区切られています。

ここで寝ることも可能

親水公園から踏切に向かって少し進んだところで、切り株型の椅子を発見しました。

意外にも、座り心地が良い。

ロータリーの対岸から見た様子

こちらの椅子を、アグよし的・お花茶屋のオススメスポットに認定します。
みなさんもお花茶屋に行かれた際には、ぜひ座ってみてください。

踏切を渡って、線路の南側を歩いてみましょう。

気になる建物、「上原」

あ、いきなり道の交差が複雑になってきましたね。

かっこよすぎる建築、早川商会

ぐ〜んと曲がった道の先には…

マンション裏の、ちょっとした公開空地がありました。
この狭さ、味わい深いです。

この場所を横からみると、こう。

このままなんとなく、隣の堀切菖蒲園駅の方へ向かって歩いていきます。

この辺りは下町らしい風情が残っていて、新しい町と混ざり合っている感じがします。

いろんな家や道がパッチワークのように組み合わさっていて、たまらないですね。

細い路地もたくさんある

京成線の踏切を再び渡って、

都営住宅に併設された、親和児童遊園にやってきました。

目が怖いラクダ
ねじれスパイラル

「港屋」の建物、よく見ると水色の2階部分が傾いています。

見慣れないラインナップの自販機
声に出して読みたい「バーバー リバー」

路地越しのスカイツリーを眺めながらしばらく歩くと、

おや、ここは?

堀切菖蒲園(ほりきりしょうぶえん)に到着しました。
入場無料なので、入ってみましょう。

とはいっても、花菖蒲の見頃は6月なので、

もちろん枯れています。今は12月です。

枯れ菖蒲をひととおり眺めて帰ろうとしていた、その時!

猫ちゃんを発見しました。お行儀よくベンチに座って、可愛いですね。

触らせてくれました

堀切菖蒲園の先には首都高綾瀬川が、さらにその向こう側には荒川が流れています。

さて、変な形の交差点を渡って、

「ラッキー通り商店街」を横切って

堀切菖蒲園駅に到着しました。駅の入り口も、また複雑な形をしています。

京成線に乗り、綾瀬川と荒川を渡って家路につきました。

【今回のルート】

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