【もやよし-78】千葉みなと(JR京葉線)

千葉市の中心地である千葉駅の周りには、京葉線・総武線・内房線・京成千葉線・千葉モノレールと複数の鉄道路線が集まっているため、駅も密集しています。

※千葉駅から半径約3km以内に17の駅があります。穴川、天台、作草部、千葉公園、西千葉、みどり台、西登戸、新千葉、京成千葉、栄町、市役所前、千葉みなと、千葉中央、葭川公園、県庁前、本千葉、東千葉(アグよし調べ)

その中でも千葉みなと駅は名前の通り、最も海の近くに位置しています。

味わい深い顔つきのカモメ

駅の西、海側の出口はリゾートっぽい雰囲気。

駅の中を通り抜けて、まずは陸地側を歩くことにします。

京葉線と並行して走る道路、その名も「京葉線通り」を渡る

駅の東側は、ビルが立ち並ぶオフィス街です。

NTTドコモのビルや、

大きなホテルを見上げながら歩いていると、

目の前に公園が現れました。

駅から徒歩2分、こちらは「みなと公園」です。

都会の中にありながらも広々としていて、とても居心地の良さそうな公園です。

公園内には、上の写真のような角っこベンチスペースがいくつも設けてあって、
オフィスワーカーの方々がのんびりと休憩していました。

いい公園だなぁ

この公園の居心地の良さの秘訣は、適度に視界を遮るようにデザインされた植栽や地形にあるような気がしました。

広い公園にありがちな、【だだっぴろい広場+隅っこに遊具】という構成ではないのがポイント。だだっぴろいだけの空間って、意外と落ち着かないですからね。

無限回廊
アーティスティックな公園出口

公園を出たところでしばらく待っていると、

モノレールがやってきました! モノレールって、なんでこんなにかっこいいんでしょうね。

ここは 千葉港 2丁目
「自転車」をアイコンのみで表す、クールな看板
コミュニティセンターの入口にて

モノレール、再び登場。
モノレールの向こうに見えるピカピカの建物は、千葉市役所です。

曲がりゆくモノレールの線路に別れを告げて、ここからは海を目指していきます。

歩道が広〜い。 この道は「臨港プロムナード」というそうです。

道沿いには税理士会館や不動産会館など、さまざまな「会館」が集まっています。

巨大な郵便局。
この街では全ての建物が基本的にデカく、歩いているとだんだんスケール感が狂ってきます。

千葉県立美術館に到着しました。
「テオ・ヤンセン見たいかも」と思いましたが、あいにくこの日は休館日でした。

美術館に隣接する千葉ポートパークにやってきました。

大きな階段。左側の鏡張りの建造物はいったい…!?

ステップ
見上げると…
どーん

この建物は、千葉ポートタワーです。
1983年に、千葉県の人口が500万人を突破したことを記念して建設されたそうな。(公式サイト

鏡面を利用して、ちゃっかり記念写真

タワーのふもとからは、対岸の工場群がよく見えます。
あれらのサイロ(円柱形の貯蔵庫)の中には、おそらく穀物や牧草がぎっしり貯蔵されているのでしょう。

ちなみにポートタワーの1階には、ちょっとしたゲームコーナーがあります。

ポートパーク内にある砂浜まで降りてきました。

海の水は意外と透き通っていて綺麗

ここまで離れて、ようやくポートタワーの全貌をカメラに収めることができました。

ポートパークのメインエリアから少し離れた所に「シーガル広場」というのがあるようなので、行ってみます。

シーガル広場の手前で、こんなものを見つけました。これは何でしょうか。

ひとまずユラユラしておくか

シーガル広場に着きました。

うねる龍のような、屋根のオブジェが個性的。

シーガル広場は岬の端っこの、市街地からも離れた少々不便な場所にあるのですが、
釣りをする人々で賑わっていました。どんな魚が釣れるんでしょうね。

工場群を背景に

だいぶ日が傾いてきました。秋になると日没が早いですね。
ポートパークの中を通って、駅の方へと戻ります。

この地域は埋め立て地なので、ポートパークは真っ平らな公園になっていてもおかしくなかったはずですが、
豊かな起伏がわざわざ作ってあるのが良いですね。

公園から出ると、幹線道路をトラックがびゅんびゅん走り抜ける港湾地区らしい風景に入ります。

こちらの千葉港船員サービスセンターは、1980年に開設されたそう
(参考:千葉港 – Wikipedia
事故の痕跡

帰る前に、もうちょっとだけ海を見ていくことにします。

錨のモニュメント。
錨の背後にまっすぐ伸びる道の先に、千葉みなとの駅があります。

ナイスな夕暮れ時
ふむ…

波の音を聴きながら、いつまでもボーッしていられますね。

しかしそういうわけにもいかないので、京葉線に乗って帰ります。

千葉みなとは、道も区画も公園も広々としていて、スケールの大きな街でした。

ゆったりと芝生でピクニックをしたり、夕陽を眺めたりと、そこにいる人たちがそれぞれ思い思いに過ごす姿が印象的でした。

【今回のルート】

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