【もやよし-77】高鍋(JR日豊本線)

宮崎県立芸術劇場(メディキット県民文化センター)主催の「アートな学び舎」という企画でワークショップをやらせていただくことになり、

宮崎県児湯郡(こゆぐん)高鍋町(たかなべちょう)にやってきました。

こちらがJR日豊本線(にっぽうほんせん)高鍋駅です。

広めの待合スペース

日豊本線は、1時間に2本くらいしか来ないみたいです。
(空港から高鍋駅までは、劇場のスタッフさんに車で送ってもらいました)

素敵なスペースにある駅ピアノ
駅前ロータリー。高鍋町出身の彫刻家・田中等さんの作品がある

まずは駅の反対側にある蚊口浜(かぐちはま)へ、海を見に行きましょう。

このあたりは太平洋戦争時に空襲があったそうで、「蚊口踏切西側機銃弾跡」というものがありました。

おや、踏切の遮断機が降りています。ということは…

きた!

1時間に2本しかないJR日豊本線の車両を拝むことができました。幸先が良いですね。

高鍋駅の跨線橋を横目に見つつ、踏切を渡ります。

鮮やかなオレンジ色の花を咲かせるカンナと、松が生い茂る道を抜けて…

蚊口浜に到着!

砂浜だ〜

蚊口浜の砂は粒が細かくて、
サラサラしていながらも ギュッと詰まっている感じがしました。

駅の西側に戻り、高鍋町の市街地を目指します。

高鍋町は、鉄道の駅と市街地との距離がかなり離れているタイプです。
歴史のある町によく見られる造りですね。
(既に栄えている町に対して鉄道路線が後から敷かれると、そうなりがちです)

踏切を渡ってすぐ、小さな古墳を見つけました。
こんな感じで、町のあちらこちらに古墳がポコポコとあるらしいです。

かわいいお地蔵さま

宮崎県は「日本のひなた」と言われるくらい日当たりが良いので、
屋根の上にソーラーパネルを付けている家をよく見かけます。

首都圏の住宅街と比べると家一軒あたりの敷地が広く、建物が横に平べったい感じがします。
そのぶん屋根も広いので、ソーラーパネルが付けやすそうですね。

土地も平らで、高低差は少ないみたいです。

宮田川(みやたがわ)を渡ります。

あ、「建設省」って書いてある!
(建設省は2001年に国土交通省になりました)
気になる公園

道を歩いていると、すれ違う人が「こんにちはー!」と挨拶してくれます。
特に小さな子どもから高校生までは、必ずと言っていいほど。

あとから聞いた話によると、これは宮崎県全体の習慣なんだそうです。
我々のような怪しい旅人にとっては、「こんにちは」と言ってもらえることで「ここにいても良いんだな」と思えるので、とても嬉しく、安心しました。

宮崎県の郵便ポストは、このようなスリムなタイプが多いです

宮田川を渡ってから大通りをしばらく進んで、別の川の近くまでやってきました。

階段の絶妙な角度

長い橋を歩いて渡ります。

こちらの高鍋大橋は、車道と歩行者用の橋(側道橋)が別々になっています。

「たかなべおおはし そくどうきょう」
雄大な景色
県立高鍋高校に降り注ぐ、神々しい光

ところで、この広々とした川の名前は…

あ、あちらに書いてありました。「小丸川(おまるがわ)」ですね。

橋を渡り終えてすぐ、なぜか空に向かって大きく「高鍋大橋」と書いてありました。
この場所をGoogle mapで見てみたところ、思いのほかクッキリ読めます。

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