【もやよし-31】西巣鴨(都営三田線)

あなたの街で『もやよし』やります第5弾! 今回は TERAさまよりご依頼いただき、都営三田線の西巣鴨にやってきました。

さて、地上に出る前に気になった場所。こちらは駅構内・A1出口付近の突き当りです。

謎の封鎖通路。脱出ゲームっぽさがあります。

暗号を解くか、何かのイベントをクリアしたら行けるようになりそうです。

立ち去ろうとした瞬間に扉の向こうで「カランカラン・・」と音が鳴り、「やはり・・何かいる・・・!」と思いました。

微妙にちっちゃいドア。 ホビット用でしょうか。

駅から地上に出ると、こんな感じです。五街道の一つである中山道明治通りの交差点というだけあって、かなりの交通量ですね。

こちらの中学校は、2016年までは「にしすがも創造舎」という施設でした。

廃校を利用した演劇やダンスの稽古場・作品発表の場として、アグネス吉井の2人も幾度となくお世話になっていました。

実は「アグネス吉井」結成の1年ほど前に2人は演劇作品で共演していたのですが、その時の稽古場が ここ「にしすがも創造舎」でした。懐かしい。

現在改装中で、今後は以前のように中学校として利用されるようです。
(調べによると 今年の夏休み明けからこちらの新校舎で授業が始まるとのことなので、偶然にも再開直前の様子を伺うことができました。)

「にしすがも創造舎」だった中学校の脇を通って、そのまま北へ進んでみます。道の両端が微妙に凸凹してますね。

穴あき装飾ブロックをこんな風に連続して積んでいるのは珍しいですね。

塀を作った時に余っちゃったのでしょうか。レースのように壁の向こう側が透けてしまっています。

このあたりには、興奮しやすい犬がいるようです。

かなり古そうな木造住宅が並んでいます。

園芸とバケツ。いいですね。

立派な木造住宅は、どうやら酒屋さんだったようです。(閉店済)

細くグネグネした路地を、今回は地図を見ないで闇雲に歩いてみています。

都電荒川線の線路に行き当たりました。柵が低いですね。

思ったよりも本数が多く、少し待っているとすぐに電車が現れました。

いろんな色の車両を間近で見ることが出来て、満足です。

荒川線を越えてさらに東に進むと、波打つような坂が現れました。

駅周辺は割と平坦でしたが、巣鴨・駒込方面に向かって細かく上下しながら徐々に土地が低くなっていくようです。

騙し絵のような階段に思わず目を奪われました。カッコイイ。

近年は景観のために電線の地下化が進んでいますが、この辺りにはまだまだ昔ながらの電柱と電線が残っています。

電線がお好きな方は、Twitterのハッシュタグ #いい電線 がおすすめです。

たぶん空き家なのですが、ベランダから多肉植物が溢れ出しています。すごい生命力。

道音坂」を登って、駅前に戻りましょう。

道中にも、思わず足を踏み入れたくなるような小径がたくさんあります。

さて、首都高とぶつかる大通りに出ました。

少し歩いて駅前に戻り、レトロな喫茶店で休憩します。

喫茶店の窓からは、ちょうど駅前の交差点を眺めることができます。
行き交う車や人々をボーッと見ていると、なんだか心が落ち着きますね…。

ここからずっと南へ進むと、池袋に行けます。歩けなくもない距離です。

西巣鴨駅の南側にあるのは「大正大学」です。
仏教系大学ならではの面白そうな講座をやっていますね…。手書き看板の文字がいい味を出しています。

大正大学の裏手には 庚申塚商栄会という商店街があり、賑わっています。

この辺りもまた、脇道に少し入ると、狭い路地が入り組んでいます。

「ビスポークーテーラー」??? 初めて聞く単語です。

民家の真ん前に井戸!
こことは別に、駐車場の片隅にも井戸がありました。保存状態が良さそうなので、わりと最近まで使われていたのかもしれません。

それから・・・ずっと気になっていたのですが、

西巣鴨の住宅は、全体的に 2階の高さが低いです。

手が届いてしまいそうなほど。
建てられた年代や、建築関係の法律と関係があるのでしょうか。ものすごく背が高い人にとっては、ちょっと住みにくい街かもしれません。

庚申塚商栄会を抜けると、巣鴨の商店街の終点に繋がっています。隣に「猿田彦大神巣鴨庚申堂」という小さい神社がありました。

さて、いくつもある都電荒川線の小さな踏切に立ち寄りつつ、西巣鴨駅へ戻ります。

徐々に日が暮れてきたころ、駅前の大通りに戻ってきました。

地下に潜って、都営三田線で帰ります。

今回のもやよしは初心に帰って「目的地」を決めずに歩いてみたのですが、いつにも増してたくさん歩いたような気がします。

西巣鴨の街には、思わずちょっと入ってみたくなるような小さな路地が多く、まるでダンジョンのようでした。真っ直ぐどこかを目指すよりも、あちこち脇道にそれてみることで、より深く街の懐に入り込めたような気がします。

細い脇道はそのほとんどが、周辺の住民しか使わないような道です。

公道と私道の境目があいまいで、ときどき人の家の庭に入ってしまったかのような感覚がありました。

テレビの音が聞こえてきそうな、ご飯の匂いが漂ってきそうな。
そこには濃密でプライベートな空気が漂っていました。

我々には、そこに住む人たちのことは何も分かりません。

どうしてそこに住んでいるのか。どんな生活をして、日々どんなことに喜んだり怒ったりしているのか。

それでも、街を愛でる権利は誰にでもあると思っています。アグネス吉井は他人の街にほんのちょっとお邪魔して、その場所の風景の上澄みを掬いとって、ささやかなダンスにします。

どんな街でも、体を使ってよく見てみれば、必ず面白いところがあります。

あなたの街にもきっと、踊りたくなるもやもやポイントがあるはずです。「ぜひ私の街で!」と思ったら、お気軽に依頼してみてくださいね。

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ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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