【もやよし-59】毛呂(JR八高線)

ガタンゴトン、、、ガタンゴトン、、、

………ポォーオ!(本当に汽笛が鳴ってました)

プシュ〜

ディーゼルカーに乗って、はるばるやってきました。

Moro  もろ 毛呂 MORO

埼玉県入間郡毛呂山町・毛呂駅

ところで埼玉県には「入間」と「入間」が別々の場所にあるって知ってましたか?(私は今はじめて知りました) 毛呂は、入間の方です。

かわいらしい駅舎

JR八高線に来たのは、「もやよし-44 東福生」に続いて2回目です。

とりあえず、駅前の道をまっすぐ進んでいきます。
つきあたりに何か大きな建物が見えますね。

駅周辺にコンビニ等は無いようだ

大きな建物は、埼玉医科大学でした。右に曲がって県道を北へ進みます。

長時間電車に乗ってきてお腹が空いたので、ちょっと失礼して、自宅から持参したおにぎりを食べました。
(この空間とベンチはいったい何だろう…)

県道沿いにはちょっとした商店跡が並ぶ

車通りの多い県道から外れて、川を目指します。

さっきから歩いている人が見当たらない

着きました。毛呂川(もろがわ)です。

どういうわけか、特に舗装もされていない川べりに降りられるようになっています。

巡礼

川を渡った先には、一本だけ目立つ木が。行ってみましょう。

曹洞宗 安楽山 髙福寺

目立つ木は、禅寺の境内にありました。

見晴らしの良い高台に
このように生えています

毛呂に来る前は、漠然と「埼玉の山の方」だというイメージを抱いていたのですが、意外と駅の周りには平坦な土地が広がっていました。

この髙福寺の立地の良さが際立ちますね。

さて・・・

駅周辺の平らな道とお別れして、なだらかな坂を登ってきました。

ザッザッ

坂を登った先にあったのは、

越生ブリュワリー。酒好きとしては大変気になりますが、
お酒を買ってしまうと荷物が重くなるので、今回はスルーします。

ブリュワリー前の交差点を右に曲がって、坂を下ってきました。

この丘を越えた先がたぶん毛呂だと思うのですが…、ここまで来ちゃったらもう戻れませんね。

というわけで、越生(おごせ)駅方面へこのまま歩いていきます。

景色は先ほどからずっと、このような感じです。

畑なのか野原なのか曖昧な土地が広がり、その中に民家がポツポツと。

たまに車が通るくらいで、生き物の気配はかなり少なめ。

電線にムクドリがいるだけでテンションがあがる

とても広い家が多いので、お庭に犬くらい居ても良さそうですが、見当たりません。寒いからかな?

そうこうしているうちに、あとちょっとで越生駅です。

ほら、あそこに踏切が

越生駅に到着しました。JR八高線に加えて、東武越生線の始発駅でもあります。

毛呂駅から越生駅までは意外と歩ける距離で、まだ時間に余裕があるので、

越生駅周辺をぐるっと回って、余力があったら毛呂に戻ってみることにします。

越生の推しポイントは、江戸城の築城で知られる武将・太田道灌(おおたどうかん)と、

「ハイキングのまち」、そしてマスコットキャラクター「うめりん」。

駅から東へ少し進むと、山吹大橋という橋が見えてきました。

こし、べ、がわ…?

なんと、越辺川と書いて「おっぺがわ」と読むそうです。意外!

ちょうど「うめりん」看板の前で梅が咲いてました

そんなことより、道路の向こう側にローソンの看板が見えるのがわかりますか?

越生駅前にもコンビニが無かったため、我々はもう行き倒れ寸前です。

た、助かった!

ローソン越生如意店(おごせねおいてん)。

今回の難読地名

  • 毛呂 = もろ
  • 越生 = おごせ
  • 越辺川 = おっぺがわ
  • 如意 = ねおい

勉強になるな〜。

さて、県道を少し戻って、先ほど空腹のあまり通り過ぎてしまったポイントにやってきました。

史跡・山吹の里。気になるので、ちょっと見てみましょう。

ふむふむ、水車小屋があって、その隣には……

ザ・階段

最近のもやよしでは、こういう階段があると「とりあえず登ってみよう」という流れになりがちです。

今回も、もちろん登ります。

えっほ、えっほ

階段があまりにも急すぎて、修行僧のような気持ちになってきました。

KEKE 「あ!あれは…!?」

あれは・・・

猫ちゃんが現れた!
(ピントが合わなかった!)
そしてすぐにいなくなった。

猫がいなくなったあとには、ただ急な階段が残るのみ。黙って登りましょう。

「こんなにキツい階段なんだから、頂上にはさぞかし良いスポットがあるんだろう」

そう信じて登り切った我々の目に飛び込んできた物とは…

まぁまぁの景色
そして、この東屋。

寒くなってきたので、帰りましょう。

ここから毛呂駅まではかなり遠いので、越生駅へ直行します。

越辺川(おっぺがわ)、ふたたび

先ほどとは別の橋を渡って戻ります。ここ、橋と橋の距離がめちゃくちゃ近いですね。

横からの強い光を浴びる

無事に越生駅から八高線に乗って、帰路に着きました。

この日はずっと風が強かったので身体は疲れましたが、
行き帰りの電車も含めて人が少なかったおかげか、気分は軽やかでした。

【今回のルート】

この記事をシェア
  • URLをコピーしました!
目次