今回から、街歩きの動画もあります。記事と併せてお楽しみください!
『もやよし』とは:ダンスユニット アグネス吉井の2人が毎月行っている街歩き×ダンスの活動。「もやもやアグよし」の略。知らない街へと足を運び、その場所で生まれたダンスの動画と街歩きの様子を記録している。
府中本町駅は、2人とも既に降りたことがあります。
第25回で行った「東京競馬場」へは府中本町からも歩いて行けます。
なので今回は、競馬場と反対側のエリアを中心に散策してみます。
駅の目の前には、武蔵国府跡(むさしこくふあと)という史跡があります。
なんと、奈良時代〜平安時代の遺跡だそうです。その頃に武蔵の国を治めていた役所みたいなところが「国府」です。
お役人さんたち。
武蔵国府跡の隣には「大國魂神社(おおくにたまじんじゃ)」という立派な神社がありますが、今回そこには行きません。(なぜなら何回も行ったことがあるから)
いったん駅に戻ります。
駅を通り抜ける階段の、踊り場にあった看板。
じっくり店名を読んでみてください。どれも良すぎますね。
どのお店が好きですか? 私は「Sama-sama魂」が特に気になります。
府中本町駅は、けっこう構造が複雑です。
多摩川が削った崖のヘリに駅があるので、高低差が多いんですよね。
↓アプリ “スーパー地形” の画面をキャプチャ
南武線のカーブが、ほとんどそのまま崖の線に沿っています。
(立川崖線 または 府中崖線、布田崖線 というらしい。 Wikipedia)
このカーブにそって、西へ進んでみましょう。
自転車専用の螺旋型スロープ!可愛いですね〜。
ここで早々に線路沿いの道が消失したので、鎌倉街道という通りを歩いて西へ向かうことに。
「右よし左よし」
あれ? やっと線路脇に戻ってこられたと思ったら、
隣の分倍河原駅に着いてしまいました。
ちょっとしか歩いてないのに…
今回から「OSMO POCKET」という新機材を導入しました。
分倍河原の駅前は少しゴミゴミしています。
商店街を北へ抜けて、旧甲州街道に出ます。
この絶妙なうねりが、旧道っぽい。
高安寺という立派なお寺がありました。
街道沿いにも関わらず、敷地内は静まり返っています。
寺社仏閣を訪れると、毎回不思議に思います。いったいどういう音響効果でこの静寂が生まれているのか…。
このあたりは府中宿という宿場町だったようで、古い建物や蔵があちこちに残っています。
よくわからない公園。
府中本町駅周辺に戻ってきました。
この薄暗い階段を登ると・・・
改札前に出られます。
どこが地上階で、どこが2階・3階なのか、やっぱり判然としません。
みなさんも、もし府中本町駅に行くことがあれば、崖線上に建てられた複雑な駅構造にぜひ注目してみてください。
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ここまで読んでいただきありがとうございました!
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