【もやよし-63】狐ヶ崎(静岡鉄道静岡清水線)

先月・今月と静岡県での「もやよし」が続いているのは、ただの偶然です。

「きょうの演劇」 というアートプロジェクトのリサーチで、静岡市の清水区に1週間ほど滞在しました。

新清水駅から出発


そのリサーチ中に1日だけ時間をもらって、新清水駅新静岡駅間を走る静岡鉄道(通称:しずてつ)の狐ヶ崎駅で「もやよし」を行ってきました。

しずてつの車両は2両編成。色はピンクだったり緑だったり色々

しずてつはローカル線といっても市街地を走っているし、車両も駅舎も綺麗に改装されており、本数も多くて10分に1本くらいのペースでやってきます。

狐ヶ崎駅は新清水駅から3駅目、10分足らずで到着しました。

駅にカーブミラーがあるの珍しい

カーブミラーの後ろに見える青緑色の橋には、ちょっとした秘密があります。

今回の行き先を狐ヶ崎駅にしたのは理由があるんですが、それはまた後でお話しするとして。
まずは青緑色の橋を見に行きましょう。

駅前の様子

道をぐるっと回り込むと

橋が見えてきました。

黄色い看板の右側、橋の中に水が流れているのがわかりますか?

これは谷津沢川水路橋(やつざわがわ すいろきょう)といって、線路の上を川が渡って、そのまた上に歩道がある、という珍しい橋だそうです。
橋の中を水が流れていたとは…、下から見た時には全然気がつきませんでした。

さて、水路の流れに沿って降りていくとすぐに、イオンの看板が見えてきました。

実はこのイオン清水店こそが最初の目的地なのです。

意外な雰囲気の「お客様出入口」
この通路で合ってるのか?本当に?
池があるな……
ずいぶんと立派な池!

大きな池が隣接している、不思議なイオン。

実はこの場所はかつて、遊園地だったそうなのです。

イオンの屋上にやってきた

ここにあった遊園地、
その名も 狐ヶ崎ヤングランド

いい眺め

「きょうの演劇」のプロジェクトメンバーからその話を聞いて、「ヤングランド」というこってりとした響きに魅せられ、ここまでやってきた次第です。

狐ヶ崎ヤングランド – Wikipedia

ヤングランドは1993年に老朽化等のため閉園してしまったそうですが、その跡地には今でも、

ボウリング場「ヤングランドボウル」としてその名を残しています。エモいですね。

ヤングランドボウル、ごく普通のボーリング場

そもそも狐ヶ崎駅の駅名は「狐ヶ崎ヤングランド」に由来するそうで、
その「狐ヶ崎ヤングランド」は名刀「狐ヶ崎」にちなんで名付けられたとのことですが、
名刀「狐ヶ崎」の由来となった地名「狐ヶ崎」自体は、静岡市内の別の場所(静岡市葵区川合付近)にあったそうです。

参考:Wikipedia: 狐ヶ崎駅Wikipedia: 狐ヶ崎 (刀)

しかも狐ヶ崎駅は「上原駅」→「遊園前駅」→「狐ヶ崎駅」→「狐ヶ崎ヤングランド前駅」→「狐ヶ崎駅」と改称を重ねてきており

…ややこしすぎる。

さらにイオンの前身がジャスコであったことが、看板からうっすら伺える

このイオン清水店は、狐ヶ崎が持つややこしい歴史の象徴と言えるのかもしれません。
そんなイオンを出てすぐ目の前にある、これまたややこしい構造の交差点にやってきました。

そそられる雰囲気

階段を降りてみます。

壁だ
壁の横には、狭〜い坂。どれくらい狭いかというと…
このくらい
トンネルもある

要素が多くて最高です。
この場所でいつまでも遊べてしまいそうですが、
意外と歩行者や自転車の通行が多かったため、あえなく退散。

魅惑の立体交差から東へ進むと、

ほどなくして広々とした公園に着きました。
有東坂池(うとうざかいけ)多目的公園です。

またもや、大きな池。
イオンの隣の池から、さほど距離は離れていません。

大雨が降った時には、広場のほうにも水を貯めて浸水被害を防ぐんだそうです。

池のほとりで小休憩

撮影前日には結構な雨が降りましたが、この日は快晴、猛暑。こまめな休憩が欠かせません。

ひと息ついたら、住宅街の中を歩いていきます

前日に雨が降ったせいか、壁から水がジョボジョボ流れ出ていました。

ん?ここは何だ?

地図で見て気になった地点に来てみました。

この記事をシェア
目次
閉じる