新横浜駅といえばもちろん、新幹線ですよね。
それに日産スタジアム(横浜国際総合競技場)や、横浜アリーナ、ラーメン博物館、新横浜プリンスホテル。
3月18日に相鉄・東急の直通運転が開始されたことでも話題になっています。
駐輪場が広がる、こちらはJR新横浜駅の篠原口(しのはらぐち)です。
スタジアムもアリーナも、新横浜のメジャーなスポットはすべて篠原口じゃない方にあります。
能町みね子さんの「散歩の達人」の連載「ほじくりストリートビュー」で、この篠原口が取り上げられているのを見て以来、ちょっと気になっていたんです。
円柱形のプリンスホテルを背にして、南へ歩き始めます。
車通りが激しく、狭くて歩きづらい道をしばらく進むと
篠原中学校入口の看板が。左へ曲がってみましょう。
このヤシの木が特徴的な角を右に進むと行き止まりなのですが、その手前に
不思議な空間が広がっていました。
先ほどのヤシの木の角を左に進んで、中学校の脇の坂道を登っていきます。
この学校に通う子どもたちや先生方は、さぞ足腰が鍛えられていることでしょう。
ふと横を見ると、ド迫力の下り坂が。
これを自転車で降りたら大変なことになりますよ。
あのあたりが頂上でしょうか。
ここで右に曲がって、近くにある神社を目指します。
こんな階段と眺望があちこちに現れるので、いちいちビックリします。
篠原八幡神社に到着しました。
我々はいつも裏口から神社に入ってしまいがちので、今日こそは正面から!と意気込んでいたのですが…
こちらの篠原八幡神社には、平日昼間でも参拝客が何組かいらっしゃいました。
山の中にあって、あまりアクセスも良くないのに…?と不思議に思ったのですが
どうやらドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の最終回ロケ地としても人気があるみたいです。
神社の正面入り口はこんな感じでした。
ここからは住宅街の中を進んでいきますが、
なにせ丘の上の土地なので、傾斜に合わせて道がグネグネしており、斜めに交差する箇所も多いです。
で、その斜めの角には、こういう「何か」が置かれていたりします。
こんな土地に住宅街を作るなんて、平地の何倍も大変そうに思えます。
こちらの階段を降りていってみます。
階段を降りるとすぐ、篠原町公園に着きました。
ちょっと休憩します。こちらの公園は、なんとなく居心地が良いです。
公園内に少し段差があり、遊具と広場のバランスや、ベンチの数なんかも良い感じです。
快適な公園、奇妙な公園、豪華な公園、寂しい公園…、
いろんな公園がありますが、それぞれ味わい深いです。
団地の中の道を抜けて、
細い坂道をさらに降っていきます。
と思ったら、またいつの間にか上り坂になってました。
電柱に「この先かいだん」と書いてあり、親切ですね。
登っていきます。
どうしてこうなった。
あまりにも場所が複雑すぎて、体が追いつきません。
階段の上には「篠原町会下谷第二公園」がありました。
新横浜プリンスホテルは、遠くから見てもなお目立ちますね。
人の暮らしを屋根の上から眺める視点は、ちょっと非日常的な感じがします。
この辺りに住む人にとっては、これが日常なんでしょうけれど。
…などと呑気なことを考えていたら、
とんでもない傾斜の坂が目の前に。
坂を登りきって少し進むと、ちょっと余裕のある雰囲気のマンションが並んでいて
そしてまたすぐに、下り坂。まるで人生のようですね(?)
坂を降りきると、地下鉄駅の入り口が現れました。
横浜市営地下鉄ブルーライン・岸根公園駅です。
駅の目の前には、岸根公園(きしねこうえん)があります。
池の名前は「篠原池」。
この日はとても天気が良かったので、亀が甲羅干しをしていました。
池の先にある「忍者とりで」というアスレチックでは、大勢の子どもたちが遊んでいました。
「ひょうたん原っぱ」の片隅に、ぽつんと1種類だけ、健康器具が。
原っぱの端まで行くと、階段がありました。
新横浜駅方面を眺めると、家々の向こうにまたプリンスホテルが見えました。
階段を降りて、住宅地の中を通って岸根公園駅の方へ戻ります。
駅に戻る道の途中には、岸根公園の「展望広場」があり
高台から公園内を一望することができるのですが、木が茂っていてよく見えませんでした。
岸根公園駅に到着。
ブルーラインに乗って新横浜駅に戻り、そこからJRで帰りました。
【今回のルート】
おまけ:アプリ「スーパー地形」のキャプチャ
【Vlogバージョンは、こちら!】