【もやよし-101】田端(JR山手線)

山手線に乗って、駒込西日暮里の間の駅・田端たばたにやってきました。

2階からホームの様子がよく見える

2ヶ所ある改札のうち、あえてマイナーっぽい方の南口から出てみました。
かなり良い雰囲気ですね。駅名標も色褪せています。

南口の脇にある「たばったんファーム」。とうもろこしなどを育てているらしい

目の前には、セレモニーホールが1件あるだけ。とても山手線の駅前とは思えない光景ですが、

見晴らしはけっこう良いです。線路脇が崖になっているんですね。

坂をのぼって、道なりに西日暮里方面へ進んでいきます。

おっ

「北区」の境界標がありました。田端は北区の端っこにあります。
ちょっと歩くとすぐに荒川区で、文京区・豊島区・台東区までもかなり近いです。

ジグザグの下り坂に差しかかりました。素敵な予感がしますね。

ボール遊びの跡が芸術的なコンクリ壁。その向かいには、

変わった形のブロック塀がありました。

この台形を見よ

さらに坂を下っていきます。

ここは「道灌山坂」。太田道灌のことでしょうね
立派な銭湯もある

この… 絶妙なY字路に建つ家とか、

ちょっとレトロなお店の屋根看板とか、良いですね。
散歩しがいのある街、という感じがします。

険 な  石 を    。

田端駅方面に戻る途中、通り沿いに突如あらわれた「田端八幡神社

隣は真言宗のお寺

神社の前では、道路が新しく整備されている途中なのか、
歩行者用通路がなんだかよくわからない中途半端な状態になっています。

◁◁
謎の細すぎ通路

田端駅へと向かう道が、上と下に分かれています。左の坂を選択してみましょう。

ほほう

立派な堀割(ほりわり)ですねぇ。

階段を降りて、駅前広場へ。

こちら、田端駅の北口です。あんなに渋かった南口と比べて、だいぶ栄えていますね。

「田端ふれあい橋」という歩行者用の橋を渡ります。

田端には車両基地があって、とにかく線路がたくさん敷かれています。

薄暗い階段を降りて

高架下の駐輪場を通り抜けます。

変な形のドアがあって嬉しい。

東田端のエリア。このあたりは住宅に混じって

自動車整備工場などがあり、ちょっとだけ下町っぽい雰囲気です。

北東へ進んでJR高崎線・宇都宮線の下をくぐります。

西尾久4丁目公園という、集合住宅のふもとの公園にやってきました。

健康器具のコーナーに、かなりガチめなトレーニング器具が設置されています。

公園に置いてある健康器具って「踏み台昇降」程度のものが多いですが、こんなにガチなやつも置けるんですね

さてここからは「どりーむ すぺーす」に突入します。
頭上の看板に、そう書いてあるんです。「どりーむ すぺーす」って何?

「どりーむ すぺーす」と繋がっている公園

いろんな遊具があって、いい公園ですね。

好きです、回る台

ここからは住宅街を歩いて、西日暮里の方へ向かいます。

猫もダラける、ほどよい気候
味わい深い路地

一瞬、商店街に出たかと思えば

また細い路地へと迷いこみ……

つぎはぎのような区画が続く

再びJR高崎線・宇都宮線の線路をくぐるポイントまでやってきました。

トンネルを抜けた先には、

スロープ、階段、カーブミラー。謎の立体空間が形成されています。

カーブミラーに沿う

ちなみにカーブミラー側から見た景色は、こんな感じ。

カーブミラー横の階段をのぼって、陸橋を渡ると

西日暮里の駅前に辿り着きました。

山手線に乗って帰ります。

ちょうど最近見た「ブラタモリ」の神楽坂の回で、タモリさんが「高低差が街を面白くする」と言っていました。
田端もまさに高低差に恵まれた街でした。自然の地形だけではなく、土木によって造られた人工的な高低差が複雑に絡み合っており、歩いていて飽きることがなかったです。

【今回のルート】

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