
東北新幹線で、東京からひとっとび。

青森県の八戸駅にやってきました。
八戸ポータルミュージアム「はっち」の2025年度レジデンス・アーティストにアグネス吉井を選出していただき、8月に1ヶ月間滞在することになっています。
今回は、その準備のための来八(らいはち:八戸に来ること)です。

こちらは駅の東口。こざっぱりとした印象の駅舎です。

駅前の「ユートリー」という建物の中には、

八戸三社大祭の山車が飾ってあります。ド派手!
とても大きなお祭りだそうで、8月の初めに開催されるので滞在中にちらっと見る予定です。楽しみ〜。

駅前には「ユートリー」を除くと大きな建物は無く、小さな居酒屋や商店が並びます。

おにぎり屋さん「お結びyou」で昼食をとることにしました。

白井は「肉そぼろ」と「あおさクリームチーズ」、KEKEは「明太子」と「ごま昆布」のおむすびを食べました。とてもおいしかったです。

さて、駅前通りから歩き始めます。目指すはレジデンス拠点の「はっち」です。
八戸は、新幹線の駅と中心市街地が離れているタイプの都市です。なので「はっち」のある中心市街地まで、ここから結構な距離を歩くことになります。



ちなみに上の写真のバリケードのキャラクターは、八戸市公式ゆるキャラ「いかずきんズ」です。
【キャラクター紹介】いかずきんズファミリーの秘密

暗渠や水路が多いのか、ちょっと不思議な段差や脇道が次々と現れます。


八戸の街の消火栓は、このように折れ曲がった支柱を従えているタイプが多いです。



こちらはかっこいい筆文字の防火水槽。防災意識の高さが伺えますね。

馬淵川という大きな川を渡ります。


ここからは国道104号線を歩いていきます。



足元の止まれマークなどを観察しながら歩いていると…
「あ! あ! あ!」

「キジだ!!!!」

なんと、キジがいました。
こんな絵本に出てくるみたいな鳥が、国道沿いの民家の近くを堂々と歩いているとは。びっくりしてテンションが上がりました。

ところで、こちらの歩道橋は、踊り場がお立ち台みたいになっていて格好いいと思います。

「はっち」の案内板がありました。ゴールまであと3.5km。

しかしなぜか国道から外れて、細い道に迷い込んでしまいました。

あちらに小さな丘が見えます。根城という中世のお城の本丸趾だそうです。
史跡根城の広場

この橋を渡った先は入場料が要るようなので、断念して先へと進みます。

ふと横を見ると、またキジがいました。結構いるんですね、キジ。

ゆるやかな坂を下って、中心市街地の方へ向かいます。

下番屋平公園に立ち寄ってみると、

古代風の短い柱が1本だけ取り残されていました。なんだろう、これは。

しばらく歩くと、大きなドーム状の建物が見えてきました。

YSアリーナ八戸。国際規格のスピードスケートリンクを備えた屋内スケート場です。
八戸はスケートが非常に盛んで、小学生の多くがmyスケート靴を持っているんだとか。

YSアリーナのある長根公園には、伊調ロードというものがあります。



長根公園を抜けると、八戸の中心市街地に入ります。

賑やかな通りに面した5階建の建物、こちらが…

八戸ポータルミュージアム「はっち」です!ようやく辿り着きました。

【この日のルート】
「はっち」のレジデンス施設に宿泊して、翌日。

車に乗せてもらって、八戸市内の観光地をあちこち巡りました。

中でも「蕪島」では、

ちょうど繁殖シーズンを迎えているウミネコたちに圧倒されました。すごい数です。



写真では伝わりませんが、アーォアーォという鳴き声が常に大音量で響き渡っていて、近くの人の話し声が聞こえづらいほど。人間たちの足元でケンカを始める凶暴なウミネコもいて、異様な空間でした。面白かったです。
蕪島 ~国の天然記念物 指定100周年~
8月に再訪する頃には、ウミネコたちは旅立っているかもしれません。またね、八戸!

【Vlogバージョンは、こちら!】