
千葉県市川市・市川塩浜(いちかわしおはま)駅にやってきました。

JRの京葉線と武蔵野線が同じホームに乗り入れていて、この駅から枝分かれしていくみたいです。

路線図の隣には、バードウォッチングを思わせるカメラと鳥(カワセミ)のシルエットが描かれています。

こちらは駅の東側出口。だだっぴろい広場、目の前には大きな物流倉庫があり、
のっけから湾岸の工業地帯らしさが漂っています。

こういう円形の小さいロータリーも、埋立地にありがち。

ロータリーを越えて、ゆるやかな坂を登ると

海だ! ここは、塩浜三番瀬公園です。


海を見て満足したので、線路をくぐって内陸側を歩いていきます。

駅の西口にはデイリーヤマザキがあります。



しばらくは東京湾岸道路に沿って直進するしか道がなさそうです。

車道をトラックがびゅんびゅん走り抜ける中、心を無にしてひたすら歩いていくと

作りかけの高架道路に出会いました。交差点を立体化して、信号待ちによる渋滞を解消する予定だそうです。 舞浜立体・塩浜立体 | 国土交通省 関東地方整備局


交差点の近くにあるこの建物は、塩浜市民体育館です。
スロープに注目するあまり、建物の全景の写真を撮っていませんでした。

体育館の隣にあるハイタウン塩浜団地。
看板のデザインが、かなりポカリスエットですね。

埋め立てによって塩浜の土地が造られたのは1973年(昭和48年)ですが、
この団地はその5年後の、1978年頃(昭和53年)に建てられたそうです。
いちかわの歴史 いちから辿ろう | 市川市
ハイタウン塩浜|公団ウォーカー


少し変わったデザインの棟が多く、味わい深い団地です。


歩道橋を渡って、

今度は市営住宅にやってきました。ここにも公園があるのですが、なんとそこで

支柱だけになったブランコを発見しました。 珍しいものに出会えて嬉しい気持ち。

団地エリアを抜けて、ここからは自然観察ゾーンに突入します。
この先には「市川野鳥の楽園(行徳近郊緑地)」という広大な緑地があるのです。
なるほど、だから市川塩浜の駅舎にはバードウォッチングのイラストが描いてあったんですね。

ここが野鳥の楽園!
……ですが、今のところはヒヨドリなどの日常的な鳥しか見かけていません。



以上、野鳥の楽園でした。

野鳥の楽園を抜けたところに、なにやら人だかりができていました。
「愛子さま〜!」と叫ぶ声が聞こえます。
どうやら皇族の愛子さまがちょうどここを車で通るタイミングのようです。

(後から調べたところによると、たまたまこの日、行徳近郊緑地の中にある「宮内庁新浜鴨場」で愛子さまが各国大使をもてなす行事があったそうです。Yahooニュース)

行徳(ぎょうとく)駅の方へ向かって、住宅地に入っていきます。

斜めに交差する道や、細長い建物が多くなってきました。
この辺りは埋立地と違って生活感があり、ゆるっとリラックスした雰囲気です。


「駅前公園」というシンプルな名前の公園にやってきました。


(だいぶはみ出ていますが)

商店街「フラワーロード」を通り抜けます。行徳駅へ近づくにつれて、

なんというか、「地元」っぽい空気が濃厚になってきました。

あまりの地元感に圧倒されそうです。概念としての地元、行徳。


こちらは弁天公園。弁天様にお参りしてから帰りましょう。

弁天様の近くの岩かげに、日光東照宮の「眠り猫」みたいな猫がいました。ありがたや…。


西陽が差し込む行徳駅ホームから、東京メトロ東西線に乗って帰ります。
海辺の街でしたが、この日はそれほど寒くもなく、風も強くなかったので歩きやすくて良かったです。
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