【もやよし-91】野々市(IRいしかわ鉄道)

北陸新幹線で東京から約2時間半、まずは金沢駅に到着。ここから、

IRいしかわ鉄道に乗ります。
旅情あふれる車両ですが、乗車時間はたったの6分。

明るいブルーの車体にピンクのお目目がかわいいね

こちら、野々市(ののいち)駅に到着しました。

今回は、金沢工業大学の中にある「五十嵐威暢アーカイブ」という施設にお招きいただき、
学内向けワークショップを行うために、石川県までやってきました。

金沢工業大学のメインキャンパスは金沢市内ではなく、そのお隣・野々市市(ののいちし)にあります。

この時期の北陸地方は雨が降りやすいそうですが、
今のところは眩しいくらいに晴れています。

駅の真上を北陸新幹線の線路が走っている

暖かな日差しの中、駅から東へ向かって歩き始めます。

歩き出してすぐ、どこの道にも深い側溝が備わっていることに気がつきました。
雪解け水を流すために必要なのかな、と思います。

あとは、玄関先の庇(ひさし)が大きい家が多いです。

こんなふうに、二重扉になっている家もあちこちに。これを「玄関フード」というらしいです。
関東ではほとんど見かけない気がします。

でっかい雪かきスコップが置いてあったり。

この小さな川を渡ると

いったん金沢市に入ります。

野々市〜金沢はかなり平坦な土地で、ほとんどアップダウンが無いようです。
周囲に山も見当たりません。

八日市住吉南公園という小さめの公園にやってきました。

Dの形の砂場があります。

Dに沿って歩く

公園の隣と向かい側には、墓地がありました。
このように道からすぐアクセスできる墓地を、野々市の他の場所でも見かけました。

関東の一般的な墓地は高台にあったり、生垣や塀で囲ってあることが多いので、この近さが新鮮に感じます。

公園から歩いて数分の、こちらは住吉神社です。
入り口にあるはずの鳥居がありませんね。

防寒・防雪のためか、社殿がガラス張りになっています。

神社の前が八日市住吉中央公園になっていて、そこを通り抜けると

鳥居は公園の隅にありました。
ここに鳥居があるということは、この公園も元々は神社の敷地だったのでしょう。

車止めスリスリ

なんだか急に雲行きが怪しくなってきました。

曇り空に、かわいい鉄塔
木呂川(ころがわ)に、かわいいカルガモ

あぁ、とうとう雨が降り出してしまいました。
この時期の北陸は、天気がとても変わりやすく、雨も多いとか。
朝はあんなに晴れていたのに…

雨にも負けず、傾いている車止めをチェック

さっき遠くから眺めた可愛い鉄塔。円盤が付いているのかと思ったら、円ではなく十二角形でした。

若松ちから石公園という、気になる名前の公園にやってきました。立派なエントランス。

ボルダリングの遊具があります。これが「ちから石」…?

水飲み場の造形もカッコいい
なんだこのブランコは
オタ芸?

金沢市を抜けて、いつのまにか野々市市に戻っていたようです。

かわいい標識3人組
傾いている車止めのチェックを欠かさない

気がつけば雨が止んで、夕日が差し込んできています。

高橋川に架かる舟橋。ここに立って南を眺めると、

我々がワークショップを行う金沢工業大学の、ライブラリーセンターの塔が見えました。
大谷幸夫(おおたにさちお)による建築です。かっこいい&面白い形をしてますね。

傾き、かつ欠けている車止めをチェック

さて、だいぶ日も暮れてきました。
来る時には IRいしかわ鉄道の野々市駅 を利用しましたが、
帰りは「もう一つの野々市駅」から帰ってみようと思います。たぶんこのあたりにあるはず……

ん……? もしかしてあれか?

やっぱりそうだ。

これです。北陸鉄道野々市駅
3km近く離れているにも関わらず、なぜか同じ駅名をもつ2つの「野々市」駅があるのです。

北陸鉄道のほうの野々市駅は、改札のない無人駅でした。
時刻表を見ると、次の電車は40分後。

この街では、電車よりもバスが主要な交通手段のようです。
近くのバス停まで歩いて、おとなしく金沢駅までバスで帰りました。

【今回のルート】

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