【もやよし-73】水海道(関東鉄道常総線)

いつもより少しだけ早く起きて、今回は茨城県にやってきました。

南千住からつくばエクスプレスに乗って、

守谷駅で乗り換え。

はじめて乗ります、関東鉄道常総線

家から2時間弱で水海道駅に到着しました。
みずかいどう、ではなく「みかいどう」って読むとは、知らなかったです。

案内図を見ると、近隣には神社仏閣が多いみたいですね。

駅の中に踏切がある

アーチが特徴的な駅出口。

駅前広場はこんな感じ。周囲に建物は少なく、「ホテル ルートイン」だけがそびえ立っています。

駅前の交差点から伸びる道を、北へ進んでいってみます。
なだらかに曲がっていて、ちょっと古そうな道ですね。

「パーフェクトクリーニングシステム」

突如目の前に現れた、レトロな映画看板の数々。

ここは1946〜1983年に営まれていた映画館、「宝来館」の跡地だそうです。

まだ歩き始めたばかりですが、「歴史的な厚みのありそうな街だな…」という感じがしています。

火の見櫓だ!

味わい深い建物や看板が、通り沿いに次から次へと現れます。
ここ水海道、もしやレトロ看板マニアの聖地なのでは?

「FASION ユタカヤ」もすごいし、隣の建物も気になる

商店街を抜けると、西洋風の彫像がありました。

宝町緑地」という小さな休憩スポットです。
彫像の背後には「二十一世紀の夢見台」という謎の台があります。

東屋でおにぎりを食べました
幅ぴったり

少し歩いて、こちらの建物は「五木宗レンガ蔵(ごきそうれんがぐら)」。登録有形文化財です。

なんでも幕末から明治期にかけて、水海道は物資輸送の中継基地として発展し、鬼怒川の河岸には豪商の問屋が立ち並んでいたそうな。

というわけで、鬼怒川の河川敷にやってきました。

河川敷の手前の、ちょっとした広場。
なんだかゴチャゴチャしており、よく見ると古い橋の欄干らしき物も残っています。

無限回廊

豊水橋(ほうすいきょう)を左手に見つつ、鬼怒川に並行する道を北へと進みます。

レンガの壁とお墓の間を進む

塀の向こうに、ものすごく立派な木を発見しました。
ぐるっと回り込んでみると、

水海道鎮守 八幡神社に到着しました。お参りしていきましょう。

こどもの日が終わってしばらく経ちますが、
境内には大きくて立派な鯉のぼりが泳いでいました。綺麗ですね。

鳥居を出た先に、また鳥居がある

大きな通りに出ると、常総市役所の水海道庁舎が見えました。(写真右奥)

もともとは水海道市という市があったそうですが、2006年に石下町(いしげまち)を合併して、常総市(じょうそうし)に改称したとのことです。[Wikipedia – 水海道]

新八間堀川(しんはちけんぼりがわ)にやってきました。
この川は、すぐ近くで鬼怒川に合流しているはず。

橋を渡って、合流地点の方へ向かってみることにします。

前の日に雨が降ったので、川の水が濁っています。

明らかにフェンスを乗り越えるべく設置された、脚立。
おそらく、左下に見える花壇の世話をするためのものでしょう。危なくないのかな…。

川沿いにある 御城公園 にやってきました。
名前からして城跡なのかもしれませんが、それらしい遺構は特にありません。
強いて言えば、トイレのデザインがお城風…でしょうか。

全体的にしっとりした雰囲気の公園で、虫がたくさんいました。

御城公園の前にあるこちらの橋は「御城橋」ですが、

御城橋=「みじょうはし」と読むみたいです。
難しすぎる…。

ちなみに「御城公園」の読み方も調べましたが、「オシロ」「ゴシロ」「ミジョウ」と諸説ありそうでした。
(国土交通省の資料教養施設等整備現況.xlsxでは「ミジョウコウエン」になっていました)

公園を出るとすぐ右手に、かっこいい水門を発見しました!

水門の右にある建物は、国土交通省 水海道出張所です。

折り返し地点

新八間堀川の対岸に渡って、こちらの細い道に入っていってみると…

写真の中に白井がいるのがわかりますか?

水門を間近で見られるスポットに来ることができました。

わ〜

八間堀川水門。大きくて迫力があります。

国土交通省の建物をこちら側から見ると、ツタがビッシリ生えていた

河川敷に降りて、鬼怒川沿いを下っていきます。

いい眺め

地図によると、この辺りに「水海道 河岸跡」というスポットがあるはずなのですが…

もしかして、あれか?

モサ……

あまりにも草に埋もれていて、あやうく見落とすところでした。

さて、せっかくなので駅の反対側にも行ってみようと思います。

可愛らしいマンホール蓋を発見しました。
調べたところ、これは市の鳥・ウグイスだそうです。
だいぶデフォルメされていますね。

踏切を渡って、線路の南側へ
不安になる5叉路

常総バイパスを渡ると、

再び河川敷の気配がしてきました。

水海道の街の南側を流れる、小貝川(こかいがわ)にやってきました。

草がボーボーで、川の水面がこれっぽっちも見えませんね。

形状記憶

この近くに、水海道城主・田村弾正を祀った弾正塚というのがあるらしいんですが…

う〜ん

まぁ、たぶん草の中のどこかにあるんでしょう。

帰ることにします。

水海道駅の南側には、駅の出入り口がありません。

このエレベーターに乗って

近未来っぽいビジュアルの通路を通って、

乗りたかった電車が行ってしまうのを見送りつつ、

最初の駅出口に戻ってきました。

すぐに次の電車が来るみたい
来た!

ここからまた2時間弱、電車を乗り継いで家に帰りました。

面白かったです、みつかいどう。

【今回のルート】

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