いつもより少しだけ早く起きて、今回は茨城県にやってきました。
南千住からつくばエクスプレスに乗って、
守谷駅で乗り換え。
家から2時間弱で水海道駅に到着しました。
みずかいどう、ではなく「みつかいどう」って読むとは、知らなかったです。
案内図を見ると、近隣には神社仏閣が多いみたいですね。
アーチが特徴的な駅出口。
駅前広場はこんな感じ。周囲に建物は少なく、「ホテル ルートイン」だけがそびえ立っています。
駅前の交差点から伸びる道を、北へ進んでいってみます。
なだらかに曲がっていて、ちょっと古そうな道ですね。
突如目の前に現れた、レトロな映画看板の数々。
ここは1946〜1983年に営まれていた映画館、「宝来館」の跡地だそうです。
まだ歩き始めたばかりですが、「歴史的な厚みのありそうな街だな…」という感じがしています。
味わい深い建物や看板が、通り沿いに次から次へと現れます。
ここ水海道、もしやレトロ看板マニアの聖地なのでは?
商店街を抜けると、西洋風の彫像がありました。
「宝町緑地」という小さな休憩スポットです。
彫像の背後には「二十一世紀の夢見台」という謎の台があります。
少し歩いて、こちらの建物は「五木宗レンガ蔵(ごきそうれんがぐら)」。登録有形文化財です。
なんでも幕末から明治期にかけて、水海道は物資輸送の中継基地として発展し、鬼怒川の河岸には豪商の問屋が立ち並んでいたそうな。
というわけで、鬼怒川の河川敷にやってきました。
河川敷の手前の、ちょっとした広場。
なんだかゴチャゴチャしており、よく見ると古い橋の欄干らしき物も残っています。
豊水橋(ほうすいきょう)を左手に見つつ、鬼怒川に並行する道を北へと進みます。
塀の向こうに、ものすごく立派な木を発見しました。
ぐるっと回り込んでみると、
水海道鎮守 八幡神社に到着しました。お参りしていきましょう。
こどもの日が終わってしばらく経ちますが、
境内には大きくて立派な鯉のぼりが泳いでいました。綺麗ですね。
大きな通りに出ると、常総市役所の水海道庁舎が見えました。(写真右奥)
もともとは水海道市という市があったそうですが、2006年に石下町(いしげまち)を合併して、常総市(じょうそうし)に改称したとのことです。[Wikipedia – 水海道]
新八間堀川(しんはちけんぼりがわ)にやってきました。
この川は、すぐ近くで鬼怒川に合流しているはず。
橋を渡って、合流地点の方へ向かってみることにします。
前の日に雨が降ったので、川の水が濁っています。
明らかにフェンスを乗り越えるべく設置された、脚立。
おそらく、左下に見える花壇の世話をするためのものでしょう。危なくないのかな…。
川沿いにある 御城公園 にやってきました。
名前からして城跡なのかもしれませんが、それらしい遺構は特にありません。
強いて言えば、トイレのデザインがお城風…でしょうか。
全体的にしっとりした雰囲気の公園で、虫がたくさんいました。
御城公園の前にあるこちらの橋は「御城橋」ですが、
御城橋=「みじょうはし」と読むみたいです。
難しすぎる…。
ちなみに「御城公園」の読み方も調べましたが、「オシロ」「ゴシロ」「ミジョウ」と諸説ありそうでした。
(国土交通省の資料教養施設等整備現況.xlsxでは「ミジョウコウエン」になっていました)
公園を出るとすぐ右手に、かっこいい水門を発見しました!
水門の右にある建物は、国土交通省 水海道出張所です。
新八間堀川の対岸に渡って、こちらの細い道に入っていってみると…
水門を間近で見られるスポットに来ることができました。
八間堀川水門。大きくて迫力があります。
河川敷に降りて、鬼怒川沿いを下っていきます。
地図によると、この辺りに「水海道 河岸跡」というスポットがあるはずなのですが…
もしかして、あれか?
あまりにも草に埋もれていて、あやうく見落とすところでした。
さて、せっかくなので駅の反対側にも行ってみようと思います。
可愛らしいマンホール蓋を発見しました。
調べたところ、これは市の鳥・ウグイスだそうです。
だいぶデフォルメされていますね。
常総バイパスを渡ると、
再び河川敷の気配がしてきました。
水海道の街の南側を流れる、小貝川(こかいがわ)にやってきました。
草がボーボーで、川の水面がこれっぽっちも見えませんね。
この近くに、水海道城主・田村弾正を祀った弾正塚というのがあるらしいんですが…
まぁ、たぶん草の中のどこかにあるんでしょう。
帰ることにします。
水海道駅の南側には、駅の出入り口がありません。
このエレベーターに乗って
近未来っぽいビジュアルの通路を通って、
最初の駅出口に戻ってきました。
ここからまた2時間弱、電車を乗り継いで家に帰りました。
面白かったです、みつかいどう。
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