長後。ちょうご。
久しぶりに、心の底から「どこだ???」と思える目的地に心踊りますね。
小田急の大和駅から2駅。
住所でいうと神奈川県藤沢市の下土棚(しもつちだな)というところに、長後駅はあります。


駅の出口は東西の2つ。まずは東口の方から歩いてみることにします。


駅前はこのように、ロータリーになっています。


白井は近ごろ多肉植物に興味を持っており、多肉を栽培している人の動画をYouTubeでよく見ています。

公園にやってきました。誰もいません。

足元の土がフカフカしています。
公園は撮影がしやすいので、これまでも色々な動画を撮ってきましたが、遊具のバリエーションの豊かさにいつも助けられています。こんなのもあるんだ…。

公園から出てすぐ、斜めの道を発見したので入ってみることに。すると、

なんと!地下に続く階段が突如現れました。どういうこと?

半分私道みたいな、こんな住宅街の真っ只中に地下道があるなんて。

急な崖に対して、遠回りしなくても済むように抜け道を作ったんでしょうか。

どうやらここが谷の底らしく、この先はゆるやかな上り坂が続きます。

遊歩道を抜けて、国道467号にやってきました。
歩道橋の上からは遠くまで見渡せます。
さて、別の脇道に入って駅の方へ戻りたいと思います。

国道467号から長後駅前に向かう道。車通りが多いわりに、道幅が狭いです。横断歩道も少ないので道を渡るのも一苦労。

駅前の商店街ですらこの狭さ、というか1車線です。並んでいる店の雰囲気からして、おそらく古い道なのでしょう。



車がスレスレに通りまくる道をなんとか抜けて、駅の西側へ向かいます。

踏切を渡ってすぐの公園で一休みしました。



西へしばらく進むと、下り坂になってきました。この先に川があるはずです。


この小さな川は引地川(ひきじがわ)といって、大和のあたりから江ノ島の海に向かって、北から南へ流れています。
カーブミラーを使って動画を撮りました。カーブミラーが低い位置にあると、なんとなく得した気持ちになります。

しばらく引地川沿いを歩いてみます。
天気が良くて嬉しいのですが、冬の強い日差しは角度がキツいので、ずっと眩しいです。

川沿いに建つ高校の敷地の中には、なんと旧石器時代からの遺跡があるそうです。石器や土器・装身具などが出土しているとのこと。→代官山資料館
このあたりには太古の昔から人が住んでいたんですね。


川→畑→住宅地へ続く道、下がって上がっています。

駅の方へ戻ります。

手作り看板の「たまご」が良い味だしてますね。

こんな風に売ってる卵、初めて見ました。
割らないように気をつけて持って帰らないと、大変なことになりそうです。

このあたりには高い建物がほとんど無く、ゆったりとした住宅地が続きます。

全体がなだらかに傾いている公園にやってきました。長後谷戸公園といいます。
谷戸(やと)とは丘陵地が浸食されて形成された谷状の地形のことです。(Wikipedia : 谷戸)
だいぶ長後駅に近づいてきました。住宅街の中の細道を進んでいきます。


猫ちゃん、こう見えて案外おてんばなのかもしれません。被害を受けたと思われるボロボロの障子が目を引きます。


Googleマップに従って抜け道を進むと、駅が見えてきました。

謎の歩行者専用通路(トンネル?)を抜けて・・・

長後駅に帰ってきました。
駅前の賑わいは想像以上、交通量もなかなかで、古くから交通の要衝だったことを感じさせるような街並みでした。
高い建物がほとんどなくて道幅が狭く、東京の下町ともまた違った独特な雰囲気。
小学校や高校の敷地が広々としていたのも印象的でした。
【今回のルート】
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