新百合ヶ丘から、唐木田方面へ3駅目。小田急多摩線の黒川駅にやってきました。
『もやよし』とは:ダンスユニット アグネス吉井の2人がほぼ毎月行っている街歩き×ダンスの活動。「もやもやアグよし」の略。知らない街へと足を運び、その場所で生まれたダンスの動画と街歩きの様子を記録している。
駅舎はこんな感じ。至って普通の駅ですが、駅前の地形がちょっと変わっています。
駅を出てすぐ右側には、急な下り坂。
そして、駅前は何もない原っぱ。
たいらに均してあるので、きっと何か建物の跡でしょう。もしくは、これから建てるか。
ズズ…ズ…
原っぱの横も、曲がりくねった坂道になっています。
写真の奥にある丘の上に、鉄塔と墓地が見えますね。黒川駅の周辺には、こういった小さな山がいくつもあります。
坂を降って、鶴川街道を歩いていきます。
鶴川街道の脇には、小さな川が流れています。きっとこの川が地面を少しずつ削って、谷と丘が入り混じった地形を作り出しているのでしょう。
実はこの川、「黒川」かと思いきや… 三沢川(みさわがわ)です。 前々回で訪れた 二ヶ領上河原堰 へと繋がっています。
街道から少し外れたところに、すてきな神社がありました。
この、急な階段と鳥居の組み合わせ。昔のアニメに出てくる「幼馴染との思い出の場所」っぽい風情があります。
汁守神社(しるもりじんじゃ) 変わった名前ですね。
由来を調べてみたところ、「府中の大國魂神社(おおくにたまじんじゃ)に供える汁物を調える役目を担ったことから」と言われているそうです。
府中といえば前回のもやよしで行ったばかり! 伏線回収回か?
神社の境内には、少しだけ涼しい風が吹いていました。
とはいえ、とんでもない暑さに変わりはありません。今年の夏はヤバいですね。
強烈な日差しに応えて、ソーラーパネルもフル稼働していることでしょう。道をぐるりと回ってきたので、信号の向こうに汁守神社の鳥居が小さく見えています。
既に暑さで頭が朦朧としていましたが、この動画を撮ったことにより、2人とも体調が悪化しました。
水分・塩分を摂りつつ、ここからはサクサク行きましょう。
鶴川街道を北上して、京王線の若葉台駅方面へ向かいます。
途中で脇道に入ると、5叉路がありました。右の道を進みます。
このあたり一帯は農業振興地域に指定されているそうです。栗やブルーベリー、梨や林檎など、果樹園を多く見かけます。
大汗をかきながら坂道を登っていくと、
急に視界がひらけました!
傾斜を利用した段々畑。とても景色が良いです。鉄塔と電線も良い味だしてますね〜。
しかし農道には日差しを遮るものがないので、じりじりと焼かれ、いよいよ危険な状態になってきました。
ちょっとした木陰がとてもありがたく感じる…。
せっかくの景色をもっとゆっくり味わいたかったです。暑さが憎い。
畑の向こうには、ニュータウンのマンションが立ち並んでいます。
一気に坂を降って、若葉台駅へと急ぎましょう。
本日何度目かの三沢川を渡って鶴川街道に戻り、少し歩くと・・・
京王線・若葉台駅にたどり着くことができました!
(この猫ちゃんの銅像、猫好きの人が作ったに違いない)
駅前のカフェでしっかり涼んでから帰宅しました。
いつもより少し短めの散策にはなりましたが、なんとか無事に終えられてよかったです。
みなさまもどうぞ暑さに気をつけてお過ごしください。ではまた次回。
【今回のルート】
(※2020.9.11 追記)動画バージョンを公開しました!!
記事に載っていないシーンもあるので、ぜひご覧ください!