【もやよし-18】神泉(京王井の頭線)

いやー、猛暑ですね…。

今月のもやよしは、暑さのピークから少しでも逃れるために、朝7:00からスタートしました。

今回の目的地は渋谷から井の頭線で1駅のところにある、神泉(しんせん)。

ラブホ街としても有名な夜の街を、あえて朝に巡る旅です。

早朝のハチ公前は、人もまばらです。

神泉にはかつて「神仙水」と呼ばれる湧き水があって、江戸時代になるとそこに「弘法湯」という浴場ができ、その周りには花街が栄えたそうです。(Wikipedia

「弘法湯」の跡の石碑が、ビルの一角にひっそりと立っています。

駅の東側は、渋谷へと通じるトンネルが ぽっかり口を開けています。

湧き水と、そこから流れ出る川があったらしき場所。

山と谷が入り組んでいて、階段や坂道がとても多いです。

神泉駅から北へ向かって細い路地を歩いて行くと、突然開けた通りに出ます。

通りの向こう側は松濤地区。閑静な高級住宅地が広がっています。

そして背後にはかつての色街、円山町。

通りのあちらとこちらで、街の雰囲気がかなり違っています。

昭和の頃にはやはり芸妓さんもたくさん居たようで、そこかしこに和の空気が残っているような、いないような・・。

夜になるとこの街は、きっと今とは全く違った顔を見せるのでしょう。

朝のラブホ街は、道ゆく人々も気だるそうで、生ゴミのきつい匂いが漂い、正直あまり長居はしたくない雰囲気です・・・。

円山町のあたりには、近年ライブハウスも集まってきています。

音楽(芸)と、ラブホ街(性)。

どちらも、強烈な感情の高まりを伴う人間の営みです。

それらが炸裂する夜の時間とは異なり、朝は地霊たちが身をひそめているような静けさがありました。

さて、ホテル街を抜けると、道玄坂に出ます。

ここも猥雑ですが、円山町ほど淫靡な空気はありません。

少しづつ、淀んだ空気が晴れていく印象です。

そしてさらに歩くと、首都高の下、国道246号にでます。

246を隔てた向かい側には、立派なオフィスビルが。

通勤する人が行き交い、清潔でフォーマルな、まさに「表の顔」の街です。

「この場所に合うダンスを」と考えると、なんだか体もキリッとしました。

さて、もう一度神泉駅周辺に戻り、今度は駅の西側を歩きます。

ここはまた、オフィス街ともホテル街とも違った、閑静な住宅地です。

少し歩くだけでまた違った表情が。

渋「谷」というだけあって、この辺りの土地はかなり高低差があります。

渋谷駅はかつての川が集まるもっとも低い場所にあるので、駅に向かってずっとくだり坂になります。

少しの距離の間にいくつもの表情を見せるこの谷。

とても情報量が多く、歩くだけでヘトヘトになりました。

谷の上と下でガラッと雰囲気が一変する。

今回アグよしが身体を通して街を巡り歩いてわかったのは、

様々な表情をもった複雑なこの街の姿は、高低差の激しい地形が作り出しているのだということ。

今回は、夜の街をあえて朝に巡ることで、普段は目にすることのないものが色々と見えた気がします。

強力な怨念達が疲れて眠った隙に、

その姿を静かに見つめたような旅でした。

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