五月だというのに、今年一番の暑さ。
今回は、つくばエクスプレスの駅・足立区「六町」にやって来ました。
ロクマチ!どんな町かな〜!と思ってましたが、
ロクチョウと読むみたいです。
ひとまず公園でストレッチをしてから歩き出す。
駅前らしい駅前が見当たらず、駅の目の前から閑静な住宅街。
建物も道路も新しいけれど、この町が出来る以前はどんな場所だったのか、皆目見当がつきません。
森だったのか、宿場町だったのか、工場だったのか。
町を読み解くヒントが見当たらない、CGみたいな雰囲気の町です。
バグのポイントのような場所。
私道なのか、公道なのか。
住宅地と、新しく舗装された道路との境目。
「景色」が生成されていく、その過程のような場所。
嘘みたいに小さい神社とか。(六町神社)
お昼は「萬来軒」という中華料理屋へ。
あまり美味しそうに写真が撮れなかったのですが、まあ、その、
料理もあんまり美味しくなかったので…。
お客さん、でも、たくさんいました。
暑すぎるので、川へ向かってみましたが
首都高の下は、川というより、大きな用水路。
塀をよじ登って覗いてみたら、工事のおじさんと目が合いました。
今にも蝉が鳴きそうな暑さでした。
でも何も鳴いていませんでした。
人もあまり通らず、静かな町です。
日照権。
人通りは少ないのに、寂しくはない。
忘れ去られているわけでもなく、でもなんとなく人の気配がない。
学校もたくさんあるし、住みやすそうではある。
なんとも捉えにくい街でした。
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アグネス吉井 Agnes YOSHII 【 http://aguyoshi.net 】